スペイン旅はトラブル続き その3

引き伸ばした割にはあっさり出発したな。とこの前のブログ読み直して思いましたけれども、写真漁ったりしても余裕なくてもちろんトランジットの写真はなっしんぐーなので、記憶を辿りながら書いてみます。(みなちゃん 違ってるところがあったら教えてw)

とりあえず関空からは10分くらいのディレイで出発。2時間ちょっとのフライトだったと思うけど着陸したのは予定時刻よりだいぶ早くて、これならいけるんちゃうと思ってた。でもね、着陸してから陸路をしばらーーく走ってるけど、なかなか止まらない。なかなかドアオープンしてくれない。
やっぱり空港が大きすぎるんや。。とイライラして待ってたけど、10分以上走ってようやく沖付っていうの?飛行機が止まって、ドアオープンに。
時間のない私たちは降りる順番を待てずに、いろんな人に頭を下げて前に出してもらって、ほぼ先頭近くで飛行機から降りることに成功。

 

ここからは、やみくもに走った。とりあえずゴーストレート。でもほぼ先頭なので不安しかないけど笑
と、そろそろ息が切れてきたところで 外国人はここでなんか登録しなさい的な機械を発見。どうやらパスポートと指紋と顔写真をセットで登録するものらしく、機械はずらーーーっと並んでる。よくわからんけど、小さい画面の指示に従ってやろうとするけど、なんかエラー。イライラして見渡しても誰も係員はいない。
何度かやってもエラーなので、これはいかんと思い直し、ちょっと深呼吸してからもう一度画面を見つめると、どうやらパスポートの向きが間違ってるのでエラーになってた様子。慌てるとほんといいことない。なるほど、と向きを直して登録成功。ということで次の障害物へ。(違う 次の難関へ)
見えてきたのは入国審査なんですけど、予想通り2万人並んでる。うん。2万人は言い過ぎだけどもざっとみた感じ50人以上は並んでる。

 

待てないんですけどもーーーー!!ということで係員っぽい制服を着たお姉さんに 
We have no time!! We are in hurry!!
(in a hurry がほんとは正解。間違えてた)
って訴えてみたけども、お姉さんどうやら英語伝わってないっぽ。
噂通りやないかーーいって思ってたら、ここで私の神みなちゃん降臨。
出発までの2日間の間に、こういうことも想定していた みなちゃんはグーグル先生にいくつかの文章を中国語にしてもらった画面ショットを撮っていて、それを強面のお姉さんに見せてくれた。デジタルとアナログの融合。いやどっちもデジタルか。
みなちゃんと行くことにしてほんとよかった。ありがとう。愛してる(2回目)

 

お姉さん、顔はこわいままだけども、新しい列の先頭に行かせてくれて入国審査を無事通過。この時点で確か11時40分くらいだったような薄い記憶。

 

しつこいようだけどもカウンターが閉まるのが12時15分。ターミナル1から2への移動は早く見積もって10分。ということは、まだ時間はある!よしこい私のスーツケース!!ということでスーツケース出てくるすぐのところで待ち構えてるんだけども、全然出てこない。。まあ荷物降ろしてこのベルトコンベアーに乗せないとなので5分はしょうがない。とか言ってたら10分経っても出てこない。


そのうちにみなちゃんが一言、やまこさん 今回ってる荷物2周目ですね。さっきも見ました。。と悲しそうに言うやん。
気づいてたけど、気づかないようにしてたんだけども、やっぱそうよねえ。。。どうみても同じ荷物がかれこれ10分くらい回ってる。
全然新しいの出てこない。でも誰かに訴えてもこればっかりはどうにもならなさそうやし、待つことしかできないし。
ジリジリと時間が過ぎていき、とりあえずリミットの12時5分までは待つしかないと決めたけど、この待ってる時間長いことっつったら、本当に。
自分のスーツケースを見つけた時は、本当にホッとした。でもこの時点で11時55分くらいだったかな。

まだ走ればいける!と信じて、とりあえず走ってみたけど、しばらく走るとまた荷物検査の列ががが。
どうやら、ターミル1を出るところで日本国内でも飛行機乗るときの保安検査のように手荷物をX線の機械でまた検査されるらしい。そしてその機械がちっこい!一度に検査できる数絶対すくなっ!!

仕方ないので列に並ぶけど、目の前のお兄さんの荷物の多いことと言ったらまじで。行商なのか、とにかくざっと見た感じ10個くらいのダンボールを背負ってて、余裕のある時ならよく持って入られたねえって言いたいところだけども、そんなこと言ってる場合ちゃう。おろして検査のところに入れてるだけで時間がかかりそう。いや絶対かかる。待つなんて無理。


必死の形相で
We have no time!! We are in hurry!!
っていってみたけども、やっぱりお兄さんにはつたわってないっぽ。3回同じ呪文を唱えてみたところで、顔つきとかで気づいてくれたらしく、いいよーー前にどうぞってジェスチャーしてくれて前に入れてくれた。やっぱり必死になれば伝わるもんで。ありがとう。お兄さん。

 

とりあえず、これで1ターミナルからは脱出成功。あとは2まで走るのみ。通路になってるところを必死に走ったけども、途中で横見てみたら私の神の姿が見えまてん。え?と思ったら少し後ろを息切れで歩いてた。(体調の問題であんまりはしれなかったらしい)
時間的に考えて、先に行き着いた方がいいけども、姿が見えなくなるとどちらかが迷子になる可能性もあるので付かず離れずくらいの距離を保ちつつ、とりあえず前に。多分ターミナル2の建物に入るところだと思うんですけども、またしても荷物のX線チェック。もう荷物検査大杉。でも、幸いにもここはあんまり並ばずに行けた。


そしてそのまま進もうとするとまたしても通路には警察の方々。みなさんごきげんななめな表情で、なんか中国語で言ってくるんですけども1ミリもわからん。
わからんもんは何度言われてもわからんーーーー。

 

それでもなんとなーく伝わったのは、こっちは通れないから違う。だけ。じゃ目の前のターミナル2にどうやって入るんやー!!って横見たらみなさん、そっちの道からスイスイ行ってる。

どうやら、往路、復路で道が決められてるらしい。言ってもらわないとわからんやないかーーい。って言っててもわからんけどもーー。
道を変えると何にも言われずに行けた。なるほど、そういうことね。看板かなんか出しといてよ。本当に。


ということで通路をまっすぐ目の前のエスカレーターを上りきると、見えた!私たちのルフトハンザカウンター!!そして人がいる!!間に合った!!
息を切らせながらカウンターに行き着いて時計を見ると12時10分。締め切り5分前。まにあった。。。もう息も絶え絶え。。。
そしたらルフトハンザのカウンターのお兄さんが笑顔で一言。


間に合いましたーよかったです。出発が15分早まったので、早く入ってくださいねー。


って。

 

ん?出発が早まった??

遅くなることあるけど、早くなることもあるん??

聞いたことないけど???

 

お兄さん真顔なので、マジらしい。
とりあえず、チェックイン時間には間に合ったので、多分きっとフランクフルトまではいける。はず。いや。また搭乗口まで頑張らないと中国に置いていかれる。。。

素早くスーツケースを預けて、出国審査へ。ここでも順番抜かせてもらって、とにかく目指せ出発ゲート。走ってる間に、美味しそうなお店だとか、興味深い小物屋さんとかパンダが並んだお店とかあった気がするけれども、遅れるわけにはいかないのでとにかく走った。なんとか到着してみると、同じ飛行機に乗る人達が並び始めてるところを発見。ここまでで出発10分前くらいだったかも。本当綱渡りすぎ疲れた。疲れすぎた。

 

長々と書きましたけども、要するにトランジットは3時間以上は余裕持ちましょう。

ということで、今回もバロセロナへは着きませんでした。てへ。(続く)

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写真は中国で搭乗10分前に見つけた青島ビールの生が売ってたとこ。疲れすぎて飲む余裕なし。